スポンサーサイト
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
Posted by helen
コメント(-) 
[スポンサー広告
この夏、どくどく波打つ☆Dag Shen Maインタビュー!!


昨年のヌヌヌン☆ナイトでは相変わらずのイカツさでオーディエンスの眉間をぐりぐりいわせたDag Shen MaことEitaro Higuchiさん(ライブの模様はこちらで聴けます)。この7月には、京都のshrine.jpとnejiからほぼ同時に新作を発表し、7月23日には天王寺の仁音(じおん)で開催されるイベント"atelier"に出演するなど、この猛暑にも負けずアクティブな活動を展開しています。そしてnejiからリリースされる新作「妊婦(男、女)」は男盤と女盤の2枚組みの力作! この夏、野望がどくどくなみうつEitaro Higuchiさんにインタビューしてみました。


Dag Shen Ma - 妊婦(男、女) (neji-119, CD-r 2011)

- nejiから出る新作「妊婦(男、女)」を聴かせていただきました。これまでの作品の中でも最もバラエティーに富んでいて、アルバム全体の構成も、1曲1曲の構成も実にバランスが良く、シンプルでありながらさりげなく色んな要素が混じっていて素晴らしい出来だと思います。今回は2枚組でdisk1(男)とdisk2(女)を同時に再生することで、第三の音楽が現れるというコンセプトですが、ディートリッヒドーリスの「致死量ドーリス」からインスパイアされたわけでしょうか?

dag shen ma いえ、ディートリッヒドーリス存じ上げないです!!こんど教えてください!

Pray (妊婦 男) by dagshenma

- (軽く舌打ち)そうですか。個人的には、2枚同時再生しないで、個別に聴いた方がアルバムの流れやそれぞれの曲の旨味が際立つのでは思いましたが、(男)と(女)というアイデアは面白いですね。(男)と(女)を同時に再生すること自体がセックスですが「妊婦(男、女)」というアルバムタイトルが示すとおり、その辺は意図されたものなのでしょうか? また、つぎの展開として(ベイビー)が考えられるのですが、そこを想定した次作も用意されているのですか?

dag shen ma ばっちり意図しています、ベイビー(次作)は双子とかおもしろいかな、とか思ってます。またこの作品は誰かに聴いてもらうところまでが作品となっております。どう聴いてどんな子供を産み出すかは聴き手しだいです、ですから聴き手と作り手の境界をなくしたかったんです、成功しているかどうかはう~んですが、、。そこで新たな聴覚体験が出来れば素晴らしいかな、なんて。

Kos de moment (妊婦 男) by dagshenma

- 聴く人にも聴き方というか、ある種の創作センスがもとめられるという、ちょっとめんどくさい作品ですね。前々から感じていたのですが、eitaro higuchiさんの音楽には性欲や健康面での不安など、極めて生理的なものに執着したものが多いです。これは他のエレクトロニカのアーティストには見られない生々しさを感じます。勝手な解釈かもしれませんが、実に谷崎潤一郎や島崎藤村、石川啄木のような、貧困と病気の狭間で沸き起こった性へのあくなき希求と苦悩がいっぱい詰まっている、そんな気がします。なぜ、こういったテーマをいつも採り上げられるのですか?

dag shen ma この執着が僕の全てといっても良いです。人間そのものが地球上で一番面白くて、どうしようもない生物だと常に思うからかもしれません。これ以上の研究対象は無いなと。

妊婦 女 トレイラー。 by dagshenma

- 「研究対象」といえば非常に客観的なスタンスのように思えますが、僕はそこに自己探求、つまり小説で言えば「三人称」ではなく「一人称」、まさに他者は介在し得ない、太宰治の私小説のようなスタンスを感じます。では、もう一つの大きな特徴として、eitaro higuchiさんの音楽には、グレゴリオ聖歌やコーラン、チベットや浄土真宗のお経などのサンプリングが随所に使われています。こういったモチーフを好んで使われるのはなぜですか?

dag shen ma 性、生、正、そして人間そのものを強く感じられるからです。

- 僕のような信心のない人間から見れば、宗教歌は人間の心の琴線に響くよう最大限の威厳の効果が得られるように調整された音響なので、サンプリングにはうってつけの音源のように思えますが、反面、これらはとても強いイメージの塊であることからそのまま使うと作品自体が支配されてしまう危険性もあると思います。higuchiさんはそんなバランスの舵取りが非常に上手ですが、コツみたいなものがあったら教えてください。

dag shen ma 仰るとおりです、イメージが支配されてしまわないように気を配っています。コツがあれば僕も教えて欲しいです!!永遠のテーマです!



- higuchiさんの音楽を聴いていつも感じるのは、いろんなアーティストの作品に目を開きながらも、自分の音楽に大きな自信を持っていらっしゃるな、ということ。決して他の人の作品に対して排他的というわけではなく、それらを聴き、吸収した上で自分からの回答をズドンと表現している、「俺ならこう鳴らすぜ」みたいなそんな強い意思表示を感じるのですが、実際どうですか。いろいろ考えたりされてます?

dag shen ma 色々素晴らしい作品を聴いて、結局自分はこれくらいのことしか出来ないです、みたいな、良い意味での妥協だと自分では思っています、どう頑張っても自分が他の誰かになれることは無いなと。

- 謙虚ですね! これは答えにくかったら、答えていただかなくて結構ですが、自分の音楽がもっと認められてもいい、現状は不当な評価を受けていると思ったことはありませんか? ちなみに僕は常に思っていますがww

dag shen ma 万が一、私のやっていることが高い評価されたら、たぶんまた全然違うことをやりはじめると思います、常にアウトサイダーでいたいと負け惜しみ言うていたいです!!


video by cyclepistols (http://twitter.com/cyclepistols)

- ところでアバンギャルドで攻撃的だったhiguchiさんの音楽が、ここ数年、少し力が抜けて、一聴して壊れたフォームの中にも整然としたルールが生まれてきているように思えます。それは時には明るくユーモアに富んだ音であったりもします。僕は、それを非常に嬉しく思って聴いている1人なんですが、これは何か心境に変化があったわけでしょうか?

dag shen ma 実は本当に素晴らしいものは一見するとバカバカしくてグロいものかも、とか思い始めてます。これは常に憧れているサタポさんの長年の影響だと思います。

- べんちゃらは結構ですよ。では今後のリリースやライブの予定があれば教えてください。

dag shen ma ライブは7月23日、10月9日、ともに大阪でお話いただいております、本当にありがたいです、なんとか成功さしたいです。リリースは8月~9月くらいに京都のshrine.jp(http://www.shrine.jp/)さんからhiguchi eitaro"pimrico"をCDプレスして流通予定です、6年位前のスーパーコライダーを使った作品なのですが、自分で言うのは恥かしいですが今聴くととても新鮮です、ジャケットデザインもとても素敵ですので手にとって頂ければ嬉しいです! 今日はインタビューしていただき誠にありがとうございました!!!



- 7月23日は大阪のどこでライブするんですか?

dag shen ma 23日は天王寺て聞きました、僕は詳しく知らないんですが天王寺にそういうとこあるんですか??

- 天王寺ナメないでください。(聞き手:ugh/satanicpornocultshop)

Dag Shen Maライブスケジュール
・7月23日 天王寺仁音(じおん)"atelier"
・10月9日 寺田町Fireloop "atelier" w) Satanicpornocultshop, orionza, 悪魔大根



Dag Shen Ma
myspace: http://www.myspace.com/dagshenma
soundcloud http://soundcloud.com/dagshenma



スポンサーサイト
Posted by helen
comment:0   trackback:0
[Dag Shen Ma
comment
comment posting














 

trackback URL
http://nununun.blog5.fc2.com/tb.php/348-2e56a025
trackback
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。